実験レビュー - 高田馬場校
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マスターコース(小学3~4年生)「魚をあやつろう」
今回の実験テーマは「魚をあやつろう」です!
このペットボトルにあることをすると、なんと魚の容器を沈めたり浮かべたり、自由自在にあやつることができるんです!
水中の物体にはたらく2つの力「浮力」「重力」を学んで、この不思議なペットボトルの謎を解き明かしていきましょう。 -
イングリッシュコース(小学1~6年生)「Magical Periscope」
今回のイングリッシュコースは「Magical Periscope」です!
みなさんは、潜望鏡 (periscope) という名前を聞いたことがありますか?
今回は、鏡 (mirror)で光を反射させて、楽しい潜望鏡作りをしました! -
イングリッシュコース(小学1~6年生)「Snowflakes」
今回の実験では、本物の冷たい雪ではなく、雪のような結晶(crystal)を作り、観察しました -
ドクターコース(小学5~6年生)「浄水のしくみ」
今回の実験テーマは「浄水のしくみ」です。
生活に欠かせない水。 川や湖から吸い上げられた水は、どのようにしてみなさんのところまで届いているのでしょうか?
日本の水道から出る水はとてもきれいで、飲み水にしたり、料理に使うことができます。 もともとその水は川や湖から吸い上げたものですが、そのまま届いているわけではありません。 「浄水場」というところできれいにしてから届けられています。
今回は、浄水場でどのようにして水がきれいになっているのか、実験して確かめてみました。まずは、ろ過を行いました。
ろ過は小学校でも習う基本的な実験操作ですが、細かい注意点がいくつかあります。 例えば、ろ過をしたい液体はガラス棒をつたわらせて注ぐ、漏斗の先端をビーカーの壁につける、など簡単な事ですが受験問題にも取り上げられる重要なポイントです。 実験操作を確認しながら泥水をろ過すると・・・
「水が透明になってる!!」
ろ紙を通った水は透明に、泥はろ紙に残っていましたね。 (正しい操作でろ過を行うと、写真のように半円形に泥が残るのもポイントです) 浄水場でも異なる仕組みですが、重要な工程としてろ過が行われ、汚れが取り除かれています。次に凝集剤を使った実験を行いました。 泥水に凝集剤を入れ、しばらくかき混ぜます。
「泥がまとまって沈んだ!」
凝集剤は泥を巻き込み、沈んでいます。 上澄み液は無色透明になっていますね。 これをろ過すれば、とてもきれいな水になりそうです。浄水場では殺菌のために塩素が使われています。この塩素には、水道管内で水が腐るのを防ぐ働きもあるのですが、できれば飲むときは取り除きたいものです。 浄水器を使われているご家庭も多いと思いますが、浄水器の中には活性炭が使われています。 そこで水に活性炭を入れ、入れる前後で残留塩素の濃度を比較してみました。
◆左:活性炭を入れた後 右:活性炭を入れる前色が濃いほど塩素が多い、ということになるのですが、明らかに色が違うのがわかりますね! 「活性炭すごい!」と生徒のみなさんから高評価を得ました。
ここまでで、水をきれいにするためには色々な工夫がされていることに気付いてくれたと思います。 日本では当たり前のように水を飲むことができますが、実はそのような国は数少ないのです。 この実験を通して、水の大切さに気付き、興味を持ってくれると嬉しいです。 次回もお楽しみに!
栄光サイエンスラボ 高田馬場校
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バチュラーコース(小学1~2年生)「光と色を分解しよう」
光と色を分解しよう
先生「今日は虹の色を作ったり、インクをバラバラにするよ!」
生徒「えっ! 虹色ってどうやって作るの?」
生徒「絵の具を混ぜたことはあるけど、バラバラにできるのかな?」 -
イングリッシュコース(小学1~6年生)「What is a Vortex?」
イングリッシュコースは「What is a Vortex?」。 「tornado(竜巻)」や「台風(typhoon)」に見られる「うず(vortex)について実験しました。
1つめの実験では、空気の渦(air vortex)を観察しました。 穴を5つあけたペットボトルに小さなビーズを入れてガーゼをかぶせてとめ、口を掃除機(vacuum cleaner)で吸います。 穴を全部ふさいだとき、1つ開いたとき、5つ全部開いたときのそれぞれで、ビーズの動き、つまり空気の流れを確認しました。 穴をすべて開いたときには、ビーズが竜巻のように高速でぐるぐる回り、歓声が上がりました。
2つ目の実験では、水で満たしたペットボトルをひっくり返して、水が流れ出る様子を確認しました。ペットボトルをそのまま持っていると、大きなあわを作りながらゆっくり水が流れ出すのに対し、ペットボトルを回しながら持っていると、水のうずができて一気に水が流れ出しました。
3つ目の実験ではペットボトルを使った「竜巻製造機(Vortex Machine)を作製しました。水で満たしたペットボトルと、空のペットボトルを特殊なジョイントでつなぎます。上下ひっくり返して水が入ったほうを上にしても、水が下に落ちてきません
しかし、ペットボトルを円を描くように素早く回すと・・・ペットボトルの上の水の中に竜巻のようなうずができて、一気に水が下に流れ落ちました
これは、水が遠心力で外側に移動することで、外側を水が落ち、内側を空気が上がっていくすれ違いが起こることによります。
作製した2つの実験器具はお持ち帰れいただけますので、お家でも再現実験をして楽しんでいただければと思います。
栄光サイエンスラボ 高田馬場校
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イングリッシュコース(小学1~6年生)「The Power of Yeast」
イングリッシュコースは「The Power of Yeast」。
酵母(yeast)=イーストのはたらきと発酵(fermentation)について学習します。はじめに、酵母(イースト)のはたらきについて実験しました。
イーストと砂糖(sugar)と水を混ぜ、シリンジに5mL測り取り、ぬるま湯につけてしばらく待ちます。シリンジの中に泡がたくさん発生し、すき間が大きく広がったことから、気体が発生したことが分かりました。
エジソンコースでは、さらに発生した気体について調べました。
発生した気体を、石灰水(limewater)を入れた試験管に通します。
結果は泡が出て石灰水が白くにごり、二酸化炭素(carbon dioxide)が発生したことが分かりました。
後半では、この発酵の仕組みを利用したパンづくりを体験しました。
小麦粉(flour)にイースト液を加えてよく混ぜます。
よく混ざって生地(dough)ができたら、さらにしっかりとよくこね(knead)ます。完成した生地を2つに分け袋に入れ、片方はぬるま湯、もう片方は氷水につけてしばらく待ち観察しました。
結果はぬるま湯につけた右のほうがかなりふくらみ(rise)ました。今回の実験では、酵母(イースト)による発酵と温度の関係、発生する期待などについて幅広く実験しました。
ご家庭では、パン以外の発酵食品についても調べてみていただければと思います。