生徒・卒業生の声
中嶋 陽さん
小学校6年生 中嶋 陽さんとお父様へのインタビュー
千葉県
津田沼校に通う小学校6年生の中嶋 陽(なかじま はるる)さんとお父様にインタビューをさせて頂きました。
大渕先生:こんにちは。本日は、お時間いただきありがとうございます。それでは、これからインタビューをさせて頂ければと思います。陽さんは、栄光サイエンスラボに通う前から理科や科学は好きでしたか?
陽さん:はい。栄光サイエンスラボに通う前から、もともと理科は好きでした。
学校の授業でやる実験が好きで、特に天体に関することが好きでした。でも、小学校1、2年生の時の生活科はあまり好きではありませんでした。アサガオの観察など「ただ書いて終わり」になってしまうことが多く、「実験や観察を通して、わかったことを書く」ということがなかったからだと思います。
大渕先生:もともと実験がすきだったんだね。陽さんは小4の終わり頃から栄光サイエンスラボに通ってくれているけれど、栄光サイエンスラボの授業はどうですか?
陽さん:学校では使わない実験器具や薬品を使うことができて楽しいです。学校では人数が多いので、あまり実験もできません。栄光サイエンスラボは少人数の授業だから、学校ではできないような実験ができることが嬉しいです。昨年実験した「フナの解剖」も、学校ではやっぱりできないと思うし・・・。水酸化ナトリウムなどのような少し危険な薬品も、安全を確認しながら授業で使えます。
大渕先生:そういえば、陽さんが前回の発表会で発表した実験テーマは「水溶液の性質」だったよね。栄光サイエンスラボには半年ごとに授業で学んだ実験を大勢の前で発表する研究発表会があるけど、陽さんはこれまで2回参加してみて、どうだったかな?
陽さん:実は栄光サイエンスラボに通い始めたときは、発表会があることを知らなかったんです(笑)。
私は、あまり声も大きくないし、学校ではあまり発表しない方です。だから、初めての発表会のときは、発表することじたい嫌だな、と思いました。けれども、初めて発表した時に、私が楽しかったことや考えたことを大勢の人に知ってもらえたことが、とても嬉しかったです。その後、2度目、3度目の発表会の時は、発表じたいは嫌だとは思わなくなりました。前より上手に発表したいと思って取り組んでいます。
栄光サイエンスラボの発表会では、友達のお父さん、お母さんなど知らない人がたくさんいます。その中で発表するのは今でもとても緊張します。けれども、栄光サイエンスラボで発表を何度かやったからこそ、学校での発表は緊張せずにできるようになりました。
大渕先生:そうだよね、前回の発表会の時も準備からしっかり取り組めたよね。発表用の台本も「どうすれば聞いている人に伝わるか」を考えながら、書けていました。次回も一緒にがんばろうね。
大渕先生:それでは、次は、お父様にお伺いします。陽さんは、理科や科学が好きなことは、お父様もそう感じていましたか?
お父様:そうですね、理科は好きでしたよ。娘は、社会より理科、国語より算数が好きだったので、理系が好きだと思っています。夫婦そろって理系なのが、影響しているかもしれません。家族で科学館などに行くこともあったので、その影響もありそうですね。
大渕先生:なるほど~確かにそういったご家庭は多いかもしれませんね。陽さんは、授業の様子をご家族にお話しをしてますか?
お父様:(陽さんに)実験の話、してるかな?
陽さん:おばあちゃんによく話しています。実験結果がわからない人に話すと驚いてくれるので、それが楽しいし、嬉しいんです。特に、実験結果がすぐにわからないおじいちゃん、おばあちゃん、妹にはよく話していますよ。
大渕先生:そうなのですね、人に話すことでさらに自分の理解も深まりますから、ぜひ続けて欲しいです。では最後に、お父様からご覧になって、陽さんが栄光サイエンスラボを通じてどう成長しているか、教えて頂ければと思います。
お父様:2点あると思っています。1つ目はやはり今、娘が話した発表についてですね。これは他ではやらないことなので。人前で発表する力が付いたと思っています。準備段階から、発表の最終形、ゴールを見通して組み立てていると思うので、論理的に考える力が付いてきたと思います。2つ目は、実験全体を通してですが、ロジカルに考えることができてきたことです。元々持っていたロジカルに考える力に加えて更に、力がついてきたように感じています。栄光サイエンスラボの授業内容自体が、順序だてて考えられるように誘導されているのも大きいのかもしれません。作文も以前は苦手だったけど、書けるようになってきました。
大渕先生:そうおっしゃって頂けてとても嬉しく思います。これからも、一緒に実験を楽しみましょう。
本日はどうもありがとうございました。