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  • 2024年度中学入試結果報告

     

    2024年度中学入試結果報告
    (対象:小6生時にサイエンスラボに在籍していた生徒)

    【国立中(正式名称五十音順)】
    筑波大附属中

    【私立中(正式名称五十音順)】
    ┃東京都┃
    麻布中・桜蔭中・鷗友学園中・開成中・海城中・攻玉社中・佼成学園中・國學院久我山中
    頌栄女子学院中・芝中・芝浦工業大附属中・城北中・女子学院中・聖学院中・世田谷学園中
    東京農大一中・東京電機大学中・日本工業大駒場中・日大第一中・本郷中
    広尾学園中・普連土学園中・文教大付属中・三田国際学園中・武蔵中

    ┃神奈川県┃
    浅野中・栄光学園中・関東学院中
    サレジオ学院中・逗子開成中・聖光学院中・横浜隼人中

    ┃千葉県┃
    市川中・光英VERITAS中・渋谷学園幕張中・昭和学院秀英中・専修大松戸中・東邦大東邦中

    ┃埼玉県┃
    浦和明の星女子中・開智中・埼玉栄中・栄東中・立教新座中


    【公立中高一貫(正式名称五十音順)】
    神奈川県立平塚中


    ◆最近の入試問題

    最近の入試問題では、授業では触れたことが無いような考え方や現象などを取り上げて、問題文をしっかり読み、与えられたグラフや表などを利用しながら解くという、いわゆる「現場力」を見る問題が増えています。
    現場力を問う問題に対応するには、どのようなことをすれば良いのでしょうか。
    理科という教科は「理由」を「科学」する教科と、私たちは伝えております。
    様々な事例、現象について「なぜ」「どうして」と、理解しようと試みることが重要です。
    対応するためには、日ごろから様々な現象について興味を持ち、思考し、考えをもとに試してみること。
    このように「興味を持つこと」が一番の武器になります。

    では、栄光サイエンスラボでの実験の経験がどのように中学入試に活きてくるのか、例を説明させていただきます。

    2024年雙葉中学では「ろ過を行う際に必要な実験器具」についての問題が出題されました。
    栄光サイエンスラボでは1人1セットで実験を実施しており、「ろ過」の正しい手順や注意点を実際に経験出来ている子達にとってこの問題はサービス問題となったのではないでしょうか。
    ろ過を行った際のろ紙の汚れ方についても問われており、こちらも頭の中でイメージして解答を出すのは簡単な事ではありません。
    実際に行った事のある子は自信を持って解答できているかと思います。

    他にも
    2024年 慶應義塾中等部の問題で「プラスチックの性質」についての問題が出題されました。
    プラスチック全般の性質等は知っている子も多いかと思いますが、プラスチックといっても多くの種類があります。
    密度や薬品との反応性など、それぞれの性質から問題点や使用用途の理由を聞くといった問題でした。
    栄光サイエンスラボでは、素材についての実験は数多くあり、高学年のコースでは自分の指の型を取り、プラスチックを流し込み指の模型を作るという実験があります。
    そういった実験の際にプラスチックの良い点、悪い点を考えたり、その性質からどのような用途で使われているか、
    どのような用途で使用すると良いか等を考えるといった事を行っております。
    こういった事の積み重ねが様々な事を思考する力を養い、結果として受験に活きてくるのです。

    ◆サイエンスラボのコース(小5・6年生対象)について

    以下2つのコースからお選びいただいております。

    • ドクターコース(月2回)
    • 中学受験コース(月1回)

    中学受験コースでは中学受験に直接的に出てくる実験のみをカリキュラムに採用しております。そして、その実験が実際どの様に中学入試に出てきたのか、過去問プリントがございますので、そちらを授業中に少し解いて解説しております。
    ただ、どちらのコースにしようかなと迷われている方もいらっしゃるかと思います。
    基本的にドクターコースをお勧めさせていただいております。
    というのは、前述の通り、特に難関中ですと、現場力を問われる際に様々な経験、思考した回数が、とても重要になってまいります。
    その為、月2回のドクターコースで受験に直接的に出てこないカリキュラムについても考える経験がとても重要になってきます。
    時間に余裕があるということでしたら、ドクターコースの方が活きてくるということを、自信を持ってお勧めいたします。
    時間的に余裕がない、物理的に月2回の受講というのが難しい、そういった場合は中学受験コースをお勧めしております。
    ※小1~4年生は受験専用コースと通常コースに分かれておりません。
    低学年の内に行う1つ1つの実験で得られる経験が結果として受験に活きてくる事は事実です。受験を検討されている方こそ早めからスタートすることをお勧めさせて頂きます。


    子どもたちが成長できるよう、最大限の準備をして教室でお待ちしております。
    今後ともよろしくお願いいたします。(入試担当 栗本)




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