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2023年度中学入試結果報告
2023年度中学入試結果報告
(対象:小6生時にサイエンスラボに在籍していた生徒)
【国立中(正式名称五十音順)】
筑波大駒場中【私立中(正式名称五十音順)】
┃東京都┃
青山学院中・麻布中・郁文館中・桜蔭中
海城中・開智日本橋学園中・かえつ有明中・慶應義塾中等部・攻玉社中・國學院久我山中
駒場東邦中・渋谷学園渋谷中・城北中・女子学院中・昭和女子大昭和中・成城中
玉川聖学院中・中央大附属中・東京電機大学中・東京都市大等々力中・桐朋中・豊島岡女子中
日大第一中・日大第二中・広尾学園中・普連土学園中・法政大学中
八雲学園中・山脇学園中・早稲田中┃神奈川県┃
浅野中・神奈川大附属中・慶應義塾湘南藤沢中・慶應義塾普通部
サレジオ学院中・逗子開成中・洗足学園中・藤嶺学園藤沢中
横浜翠陵中・横浜創英中・山手学院中┃千葉県┃
市川中・光英VERITAS中・渋谷学園幕張中・東海大浦安中
┃埼玉県┃
浦和明の星女子中・大宮開成中・栄東中・城北埼玉中・西武文理中・武南中・獨協埼玉中
【公立中高一貫(正式名称五十音順)】
横浜市立南高附属中・横浜市立横浜サイエンスフロンティア高附属中
◆最近の入試問題
最近の入試問題では、授業では触れたことが無いような考え方や現象などを取り上げて、問題文をしっかり読み、与えられたグラフや表などを利用しながら解くという、いわゆる「現場力」を見る問題が増えています。
現場力を問う問題に対応するには、どのようなことをすれば良いのでしょうか。
理科という教科は「理由」を「科学」する教科と、私たちは伝えております。
様々な事例、現象について「なぜ」「どうして」と、理解しようと試みることが重要です。
対応するためには、日ごろから様々な現象について興味を持ち、思考し、考えをもとに試してみること。このように「興味を持つこと」が一番の武器になります。では、栄光サイエンスラボでの実験の経験がどのように中学入試に活きてくるのか、例を説明させていただきます。
2023年開成中学で「沸騰石が突沸を防ぐ仕組みについて」出題されました。
各塾のテキストで沸騰石を入れる理由として「突沸を防ぐ、おだやかに沸騰させるため」と書いてありますし、受験生のほとんどが答えられる内容だと思います。
しかし、沸騰石を入れる事で何故突沸を防ぐ事が出来るのか?を答えられる受験生は多くはありません。
日頃から「何故?」と疑問を持つことが重要だと思います。
栄光サイエンスラボでは実際に沸騰石を使用する実験があり、使用する理由についても確認しています。
実験中にも講師より「何故だと思う?どうしてそうなると思う?」といった質問を生徒達に声掛けをしています。
実験を通して、「考える」経験をどんどん積み重ねていくことが出来ることで思考力が向上し、その結果として自分の志望する学校に進学できるのだと思います。他にも
2021年 桜蔭中学で「上皿天秤の使い方について正しいものを全て選びなさい。」という問題が出題されました。
上皿天秤の使い方は、各塾のテキストなどに当然書いてあります。
ただ、テストの場でどれが正しいのか、いざ考えてみると、迷うことがあります。
サイエンスラボでは、授業で一人一人が上皿天秤を使う経験をしています。
授業で我々が説明する際、「この様に使います。」「こういうことをしてはいけません。」「じゃあ、なぜこういうことをしてはいけなのだろう?」等と声掛けしております。
こういった経験を通して使い方を学んでおくと、より頭に残ります。
中学入試の試験はとても緊張してしまいます。そういった時に、経験をしていることは、とてもメリットになるのです。◆サイエンスラボのコース(小5・6年生対象)について
以下2つのコースからお選びいただいております。
・ドクターコース(月2回)
・中学受験コース(月1回)
中学受験コースでは中学受験に直接的に出てくる実験のみをカリキュラムに採用しております。そして、その実験が実際どの様に中学入試に出てきたのか、過去問プリントがございますので、そちらを授業中に少し解いて解説しております。
ただ、どちらのコースにしようかなと迷われている方もいらっしゃるかと思います。
基本的にドクターコースをお勧めさせていただいております。
というのは、前述の通り、特に難関中ですと、現場力を問われる際に様々な経験、思考した回数が、とても重要になってまいります。
その為、月2回のドクターコースで受験に直接的に出てこないカリキュラムについても考える経験がとても重要になってきます。
時間に余裕があるということでしたら、ドクターコースの方が活きてくるということを、自信を持ってお勧めいたします。
時間的に余裕がない、物理的に月2回の受講というのが難しい、そういった場合は中学受験コースをお勧めしております。子どもたちが成長できるよう、最大限の準備をして教室でお待ちしております。
今後ともよろしくお願いいたします。(入試担当 栗本)