実験レビュー
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キンダーコース(年中)「くうきでポン!ポン!」
今月のキンダーコースの実験は、『くうきでポン!ポン!』です。
今回は、風船のゴムの力を使って空気を押し出すことができる空気砲を作りました。
目に見えない空気の力を体感し、空気の存在を感じてもらいました。
さらに、空気の出る穴の大きさで、空気砲の強さが変わるのかも確かめました。まずは厚紙でできた筒に、切ったゴム風船をかぶせました。
さらに、キャラクターの台紙を巻き付けて、空気砲の完成です
キャラクターの台紙を筒につけるときに両面テープを使いましたが、
両面テープを使う練習にもなりました。いろいろな経験ができますね空気砲の口に発泡スチロールの球をのせ、風船のゴムを引いてから放すと、、、
球が高く飛び上がりました。
あまりに球が飛び上がったので、子どもたちもびっくりしていて、『わーっ!』っと歓声が
あがりました。球が飛んでいくことが楽しいので何度も、何度も飛ばしてる子がいました
手に向けて空気砲をうつと、手に風が来ることがわかりました。
筒の中の空気が球を押し出すことで、球が飛んでいくのですね。次に、「空気の出る穴の大きさで空気砲の強さが変わるのか」を調べるため、
空気の出口に穴を小さくするための部品をつけた空気砲を作りました。そして、はじめに作った穴の大きい空気砲も使って、押し出した空気で的当てを行いました。
穴の大きい空気砲は、なかなか的が倒れません、、、
一方、穴の小さい空気砲は、的がすぐに倒れました!空気砲を手に向けてうつと、穴の大きな空気砲では出てくる風が弱く、穴の小さな空気砲では出てくる風が
強いことがわかりました。
このことからも穴を小さくすると、小さな出口に集められた空気が勢いよく押し出されることが分かりました。身の回りにある空気でも、注目するといろいろな不思議や発見が隠れているのですね。
栄光サイエンスラボ 自由が丘校