実験レビュー

  • マスターコース(小学3~4年生)「石鹸とろうそく」

    今回の実験では水溶液の性質と中和反応を利用して、粉石けんからロウソクを作りました!
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    まずは、石けんを水とクエン酸水の液性をリトマス試験紙で調べました。
    写真のどちらが石けん水で、どちらがクエン酸水か分かりますか?
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    確認が終わったらロウソク作りです。
    今回はアルコールランプでの加熱時間が長く、熱い実験でした。
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    粉石けんにお湯を入れ、さらにクエン酸を加えた液体を加熱します。
    最初は白い層と無色の層に分かれていますね。
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    20分ぐらい加熱し続けると、上の層が黄色く透き通ってきました。
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    この上の層が油です。

    アルカリ性の石けん水と酸性のクエン酸水が中和反応を起こし、油だけを取り出せるようになりました。
    この油を固めてロウソクにします。
    M2205136.JPG

    昔、動物の肉を焼いた際に出た油がアルカリ性の灰と混ざると、汚れが落ちるようになった...というのは科学の歴史に大きく刻まれています。
    今回は石けんから油を取り出しましたが、ドクターコースでは油から石けんを作りますのでお楽しみに!!!

    栄光サイエンスラボ 高田馬場校




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