実験レビュー

  • ドクターコース(小学5~6年生)「気体発生の組み合わせ」

    今回の実験テーマは「気体発生の組み合わせ」です。
    水溶液と固体が反応して気体が発生する組み合わせについて実験をしました。

    今回使用した水溶液は、過酸化水素水・うすい塩酸・水酸化ナトリウム水溶液で、
    固体は、アルミニウム・二酸化マンガン・スチールウール・大理石です。
    それぞれを組み合わせて気体が発生するかどうかを調べました。

    D22042401.JPG
    ↑過酸化水素水
    D22042402.JPG
    ↑うすい塩酸
    D22042403.JPG
    ↑水酸化ナトリウム水溶液
    固体:左の試験管から順に アルミニウム・二酸化マンガン・スチールウール・大理石

    「うわぁ!めっちゃシュワシュワしてる
    「あれ?これは泡がでてないね
    どの組み合わせだと気体が発生するのかを、よく観察して記録しました

    そして、塩酸にアルミニウムを溶かした液(溶ける時に気体が発生しました)を蒸発させました。
    すると...
    D22042404.JPG
    白色固体が残りました。

    では、ここに塩酸を加えるとどのようになるでしょうか。
    D22042405.JPG
    「あれ?気体は発生しないね...」
    これは塩酸とアルミニウムが反応して別の物質になってしまったからでしたね。

    今回の実験で使用した水溶液はどれも無色透明ですが、固体を加えたときに気体が発生するかどうかでこれらの水溶液を見分けることができます
    ですが、実際に実験をするときは、試験管などに入ってる薬品がなにか判らなくならないようにしましょうね。

    栄光サイエンスラボ 吉祥寺校




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