実験レビュー
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マスターコース(小学3~4年生)「鏡の中の不思議な世界」
【鏡の中の不思議な世界】
今回は光の反射について学びつつ、鏡を使ったマジックを楽しみました光を鏡に当てたとき、光が鏡に当たる角度を入射角、光が反射する角度を反射角といいます。
入射角と反射角は必ず同じ角度になります。最初の実験では光路観察用のLEDを使い、入射角と反射角の角度を調べました。
「先生!中にXが見える!!」「よし!じゃあ光の通り道を線にしてみよう!」
光の通り道が書けたら、鏡の面に垂直な線を引いて入射角と反射角の大きさも比べました。
この反射の角度を変えることで、様々な仕掛けを作ることができます。では、次は鏡を使っていろいろなミッションに挑戦してみましょう!
ミッションとして出される謎の記号は、鏡をある角度で立てて見るだけで、意味のある記号に変身させることができました。
中々見つけるのが難しかったようですね
他にも鏡を使った様々な「なぞ解き」にみんな夢中になって取り組んでいました。また、2枚の鏡で角度をつくり、鏡の中にキャラクターがいくつ映るかも調べました。
180度のときは2つ
90度のときは4つ
60度のときは6つ...
実はこれ、ある規則に沿って数が増えています。
一体どんな規則かな?(ヒント:円を一周すると360度になるよ)最後は、内部が合わせ鏡になっているくり返し箱を作りました
鏡に反射した光が、向かいの鏡に反射して、それがまた向かいの鏡に反射して...と光の反射がくり返され、私たちの脳には、鏡の中に鏡があって、その中にまた鏡があって...と無限の鏡の世界として認識されています。
つまり、箱の中に入れたものがずーーーーっと奥までたくさん見えます。
みなさん、指やえんぴつを箱の中に入れて、鏡に映る不思議な世界を楽しんでいましたね。栄光サイエンスラボ 新浦安駅前校