実験レビュー
-
マスターコース(小学3~4年生)「黒曜石の利用」
突然ですが、この石の名前を知っていますか?
これは「黒曜石」ですはるか昔、人間は石器と呼ばれる道具を使い、動物をつかまえたり、木を削ったりしていたそうです。
黒曜石はその石器の材料として、昔から人々に使われていました。今回の実験では実際に黒曜石を使いながら、その性質について学習していきました!
まずは、黒曜石とカッターそれぞれで紙を切り、2つの道具を比べてみました。
「途中で破けちゃった~」「カッターの方が力を入れなくても切れる!」
石によって形は様々で、きれいに切れるところを探すのは大変でしたね次にパーライトを観察します。
持ってみるととても軽く、一見黒曜石とは何の関係もないように見えますが、パーライトは黒曜石を高温で加熱することでふくらんだものなのですルーペも使いながら観察してみると...
「穴が開いている!」
パーライトはこの特徴を活かして、園芸で使われることがよくあります最後はトウモロコシを加熱していきました。
最初はカサカサ音がしていましたが、温めていると「ポンッ!」という音が聞こえ始め、だんだん音が聞こえなくなりました。
ふたを外してみると...
カップいっぱいのポップコーンができていました実は黒曜石を加熱するとふくらんでパーライトになるように、トウモロコシも加熱することでふくらんでポップコーンになります
実験で作ったものなので食べることはできませんでしたが、みんな大盛り上がりでしたね栄光サイエンスラボ 武蔵小杉東急スクエア校