実験レビュー
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ポストドクターコース(中学1~3年生)「抵抗とオームの法則」
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実験内容が、よりお分かり頂けます抵抗とオームの法則
今回の実験では、「電流計の使い方」と「抵抗と電流の関係」について学びました。まずは、抵抗を5Ω、10Ω、20Ω、30Ωと変えていった時の回路に流れる電流値をはかる実験を行いました。
実験で得られた電流値をもとにグラフを作成してみると、抵抗と電流の関係が分かりましたね!次に、20Ωと30Ωの抵抗を直列につないだときと、並列につないだときの回路に流れる電流値をはかる実験を行いました。
この結果から、抵抗を直列・並列につないだとき、回路に流れる電流値が異なることが確認できました。
また、オームの法則から抵抗のつなぎ方と回路全体の抵抗値にどのような関係があるかも分かりましたね!実験の最後には、炭素棒を使って「抵抗の長さと電流値」の関係を調べる実験を行いました。
炭素棒の長さを長くしていくと、電流値がどんどん小さくなっていきました。
一方、炭素棒の代わりに金属棒で実験を行うと、あまり電流値が変わりませんでした!なぜでしょうか...今回は、実際に電流計を使って電流値を測定することで、抵抗と電流の関係や直列・並列回路における特性を理解できたのではないでしょうか。
栄光サイエンスラボ 南浦和校