実験レビュー
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ドクターコース(小学5~6年生)『太陽の動きと影』
今回の実験テーマは『太陽の動きと影』です。
各季節の太陽の通り道をモデルとして表した、日影曲線装置を組み立てて実験をしました。
まず、PLANで太陽の日周運動、地球の自転・公転、南中高度、太陽の季節ごとの動きなどについて確認をしました。
中学入試や中学生になっても学習する単元ですね。苦手意識を持つ子も多いのではないでしょうか。【PLAN】で周辺知識を確認した上で予想を立て、いよいよ実験を始めます。
教科書で学ぶだけでなく、実際に目の前で実験をして確かめられることが、サイエンスラボのいいところですでは早速、日影曲線装置を作っていきます。
まずは、台紙を切って、セロハンテープでとめ、
太陽の高度をはかる分度器を組み立てて...
3色の針金を決まった長さに切り...
準備が整いました。それぞれの部品をしっかり組み立てると、日影曲線装置の完成です。
針金の角度の調整が難しい...この装置(モデル)は、赤い針金が夏至の日、黄色い針金が春分・秋分、青い針金が冬至の太陽の通り道を表しています。
これを使って、各季節の南中高度をはかってみたり、懐中電灯を用いて各季節の日影曲線を作製してみたりしました。◆南中高度をはかっています。
◆日影曲線を書いています。
実際に実験してみると、イメージがわいてきますね。
実験後に中学3年生の理科の問題を見せると、「できるー!」といって解いている子もいました。素晴らしい次回は、『積み木でバランス!』です。
お楽しみに
栄光サイエンスラボ 自由が丘校