実験レビュー

  • ドクター・中学受験コース(小学5~6年生)「岩石とその分類」

    今回の実験テーマは「岩石とその分類」です。
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    この6種類の岩石をよく観察し、岩石標本を作りました

    岩石はたくさんの粒が集まってできていて、 どのような環境で、どのような鉱物・物質からできたかによって分類されています。
    流水のはたらきによって運ばれた土砂が岩石になったものを「堆積岩」、 マグマが冷え固まってできた岩石を「火成岩」、 マグマの熱や圧力によって性質が変化してできた岩石を「変成岩」といいます。

    今回の実験では、岩石を2つの方法で分類しました。

    まず最初は、薬品を使っての分類です。 岩石には生物の殻が固まってできたものもあります。 フズリナやサンゴ、貝殻からできたものは石灰岩、 ホウサンチュウ(プランクトン)からできたものはチャート、 そして石灰岩が変成してできたものは大理石と呼ばれています。

    石灰岩、チャート、大理石にうすい塩酸をかけてみました。
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    すると、石灰岩と大理石からはしゅわしゅわと泡が発生しましたが、チャートには変化が見られませんでした。
    このことから、石灰岩とチャートは違う成分からできた岩石であることと、石灰岩と大理石には同じ成分が含まれていることが分かりました。

    また、泡が発生した=気体が発生したということなので、この気体の正体を確認しました。
    大理石にうすい塩酸をかけたときに発生した気体を石灰水に通しました。
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    すると、石灰水が白く濁りました。このことから発生した気体の正体は二酸化炭素であることが分かりました。

    次に、6種類の堆積岩と火成岩をルーペで観察して分類しました。
    6種類の岩石は「れき岩、でい岩、ぎょう灰岩、花こう岩、安山岩、玄武岩」です。 それぞれの特徴は実験をする前に確認をしました。

    花こう岩は白い粒が多い岩石だから...これかな? この岩石は灰色?黒色?
    試行錯誤しながら、6種類の岩石を分類して 最後は岩石標本にしました。
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    次回は、今回の実験でも登場した『二酸化炭素』の性質について実験をします。 お楽しみに

    栄光サイエンスラボ 吉祥寺校




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