実験レビュー
-
バチュラーコース(小学1~2年生)「バランスとおもりの世界」
テーマは「バランスとおもりの世界」です。
昔ながらのおもちゃを作り、バランスとおもりについてのルールを調べていきました始めに作ったのは「おきあがりこぼし」です。
「ゆきだるま」のようなかたちをしていますね。
おきあがりこぼしはそのままですと、すぐに倒れて起き上がりません。
しかし、おしりの部分に重りの鉄球を入れて見ると・・
何度倒しても、また起き上がってきます!
これは「重りは下に下に居ようとする」というルールを上手く使っているからなのですね。続いて、「やじろべえ」を作りました。
やじろべえは本体から伸びた腕の先端におもりのついたおもちゃです。
また、本体には爪楊枝が刺してあり、爪楊枝の先端が「やじろべえを支える所」になります。
支える所に指をのせてみると、やじろべえはバランスをとって、落ちずに指にのっています
次に「ばんざい」する形で両方の重りを上に持っていくと・・
先程とは違い、全くバランスをとる事ができません。
この実験から「重りが支える所より下に来ていないとバランスが取れない」ことが分かりました。
下に下に来ようとする重りを上手く支えるためには、重りは下にいた方が良いということですね
どんなものでも重さはあって、それを上手く支えているからバランスをとる事ができています。次回の実験では、「紙飛行機が上手く飛ぶためのルール」を探っていきますが、ここでもバランスが大事である事がわかります 楽しみにしていてください。まずは、持ち帰ったおもちゃでたくさん遊んでみてください
きっと遊んでいるうちに、新しい発見ができるかもしれませんよ栄光サイエンスラボ 錦糸町校