実験レビュー
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ドクターコース(小学5~6年生)1月前半実験レビュー
今回の実験テーマは「モビールのつりあい」です。
実際に作ったモビールを使って、計算問題にもチャレンジしましたまずは、モビールを作る準備です。
ストローをぴったり20cmに切って、ナットを真ん中に入れて...今度は、黄色のストローに穴をあけて、たこ糸を通して、クリップを付けます。
小さいナットをストローに貼って、おもりパーツも作りました。準備が出来たら、いよいよ実験です。
今回の実験では、長さ20cm、重さ4gの棒を使用しました。まずは、1本の棒がつりあうとき、左端から糸までは何cmあるのでしょうか。
結果は、みんなの予想通り。ちょうど真ん中の10cmの位置でつりあいました。次は、左端におもりパーツを付けたときです。
つりあっていないときは重い方に糸を動かすと、水平に近付いていきましたね。
考察では、このおもりの重さを計算で求めました。
その後、電子天秤で実際の重さを測ると...計算結果とほぼ同じ重さになりました最後は、棒をどんどん増やしていき、モビールの完成です。
それぞれのモビールの糸の位置は、端から何cmのところにあるでしょうか?
「あれ?計算で出した答えと少しズレている...」とても良い気付きです今回の実験では、糸やクリップの重さを無視して計算したこと、ストローの中心線や連結部分にあける穴の位置が正確でないことなどを理由に、誤差が生まれました。
では、どのようにすれば、より計算結果に近付けることができるでしょうか。様々な意見が出ましたねぜひお家でもモビールのつりあいを感じながら、レビューにも挑戦してみてください
栄光サイエンスラボ鷺沼校 松瀬