実験レビュー
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バチュラーコース(小学1~2年生)「ペットボトルふん水」
ペットボトルふん水
公園などで見かける噴水。家でも噴水を見ることができたらいいのに...
実は、身近にあるもので簡単に作れます
今回は、空気と水をあたためた時の様子を観察し、ペットボトルを使って噴水を作りましたまず、寒天ゼリーを使って3つの実験を行いました。
①ペットボトルを空気で満たし、お湯をかけると...
寒天ゼリーが勢いよく飛び出ました②ペットボトル内を空気で満たし、氷水をかけると...
寒天ゼリーが吸い込まれるように下がりました③ペットボトル内を水で満たし、お湯をかけると...
寒天ゼリーはほとんど動きませんでした空気は暖めると膨張し、冷やすと収縮しますが、水は温めても体積の変化はほとんど起きません。
空気は目に見えないため、寒天ゼリーを使って空気の体積変化を確認しました次に、空気の膨張を利用したペットボトル噴水を作りました。
装置は先程とほぼ変わりませんが、ストローの先には切ったスポイトの先端を取り付けています。
こちらも2つの実験を行いました。①ペットボトル内の水を半分くらい入れて、お湯をかけると...
水が勢いよく出ましたが、そこまで高さはありません...②ペットボトル内に水を少し入れて、お湯をかけると...
先ほどよりも水が勢いよく出て、周りがビチョビチョに...ペットボトルの中には水以外に空気も入っており、空気が膨張することで水を押し出すのです
そのため、ボトル内の水が少ない、つまり、ボトル内の空気が多いと、吹き出る水の高さが高くなるのですちなみに...ペットボトル噴水の先を曲げると、水鉄砲のように打ち合いをすることができます
身近な材料でもできる噴水なので、ペットボトルの大きさや水の量を変えて、ぜひご家庭でも試してみてくださいね
ただ、周囲が水浸しになるため、お風呂など濡れてもよい場所で行うようにしてくださいね次回の実験もお楽しみに
栄光サイエンスラボ 武蔵小杉東急スクエア校
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