実験レビュー
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ドクターコース(小学5~6年生)「気体発生とその性質」
「気体発生とその性質」
化学反応によって、3種類の気体を発生させ、それぞれの特徴を探りました!
登場する気体は、私たちが今吸っている空気に含まれている「酸素」「二酸化炭素」「水素」です。これらの気体は目で見ることはもちろんできず、さらに色ナシ、においナシなので、そのままでは違いが全く分かりません。
そこで次の2つのポイントに注目して、探っていきました。
気体でシャボン玉を作るとどう飛ぶのか?
気体に火を近づけるとどうなるのか?では、気体その①。
オキシドール(消毒液)と二酸化マンガンを混ぜて発生させたのち、線香の火を近づけてみます...
左の空気中より、右の気体中の方が線香の火が大きくなりました。この気体はものが燃えるのに必要なようです。続いて、気体②。
クエン酸と炭酸水素ナトリウムを水に溶かして発生した気体で、シャボン玉を作ってみます...
シャボン玉は屋根まで飛ぶかとおもいきや・・すぐに落ちてしまいましたこの気体は空気より重いようです。
最後に気体③。
クエン酸を水に溶かし、さらに金属マグネシウムを加えると気体が発生しました。
この気体でシャボン玉のかたまりを作り、火を近づけてみると...
ポンッ 音を立てて、燃えました。この気体はとても激しく燃える気体のようです。これらの実験結果をまとめ、気体①②③が「酸素」「二酸化炭素」「水素」のどれになるのかを考え、目に見えない気体でもその性質を調べれば正体がわかる事を学びました。
ちなみに、気体は①=酸素、②=二酸化炭素、③=水素です。
次回はこれらの気体を発生させる条件について探っていきましょう
お楽しみに栄光サイエンスラボ