実験レビュー

  • マスターコース(小学3~4年生)「魚をあやつろう」

    ペットボトルに入った魚をあやつろう
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    ペットボトルは蓋がしてあるので、魚を触ることができません。
    しかし、『空気』とペットボトルに入っている『水』にまつわるルールを上手く使う事であやつることができるのです

    そのルールを調べることから実験を始めましょう。
    まず、注射器の中に空気を入れ、出口をふさいで注射器を押すと...
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    「押し縮められて、小さくなった

    次に空気の替わりに水を入れて同じ実験をしてみると...
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    「全然押し縮められない...」

    そうなんです、押された時に、空気は体積が変わりやすいですが、水はほとんど変わらないのですねこれが魚を操るための大事なルールなんです。

    では、次にこんな実験をしてみます。
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    蓋をしたペットボトルの中は水で満たされていて、ボトルの中に「小さなボトル」が入っています。
    「小さなボトル」は口が下向きでおもりが付いており、ボトル内には少し空気が入っています。
    この空気のおかげでボトルには浮力(浮かばせる力)が働き、ボトルに働く重力(下に沈む力)に打ち勝っているため浮いています。

    さて、このペットボトルをギュッと握るとどうなるかというと...
    なんと「小さなボトル」が沈むではありませんか 握る力を弱めると、また「小さなボトル」は浮き出します。
    なぜ、このような面白い動きをするのかというと、ペットボトルを握ると「小さなボトル」の中に押された水が入り込み、「小さなボトル」内の水の量が増えてしまうからなのです。
    もちろん、入った水の分だけ「小さなボトル」は重くなり、浮力より下に沈もうとする重力が打ち勝って、沈んでしまった訳です。

    この原理を学んだ後は、「小さなボトル」を魚の入れ物に変えて装置を作ってみましょう
    M20060201.JPG
    魚の入れ物にあらかじめ入れる水の量を変えておくと、ペットボトルを握ったときに違うタイミングで魚が沈むようになります。
    どうしてそんなことができるのか...ぜひお家でもう一度復習してみてください

    また、その他に押す力、水の量、入れ物などなど...変えてみて実験するのも良いでしょう。
    考えるのが楽しくなってきますね 次回の実験もお楽しみに




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