実験レビュー
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マスターコース(小学3~4年生)「カルメ焼きをつくろう」
今回の実験は『カルメ焼きをつくろう!~重そうでふくらむおかし~』です
「みなさんカルメ焼きって知ってるかな?」
『・・・?しらなーい!』
昔こそメジャーな砂糖菓子として知られていたカルメ焼きも今のお子さんには馴染みが薄いようです。
しかし!実はこのカルメ焼きにはある大切な化学反応が関わっているのですその化学反応の主役と言えるのが重そうです 重そうは熱が加わると二酸化炭素と水、炭酸ナトリウムに分かれます。この時発生する二酸化炭素によってカルメ焼きは膨らむのです
まずは重そうを加熱してその様子を観察しました二酸化炭素が出ているかの確認には石灰水を使います!
試験管の中に水滴が出来て石灰水が白く濁りましたね 思ったよりも早く反応が起きたので子どもたちも観察に大忙しでした確かに重そうを加熱すると二酸化炭素と水が出る事がわかりました。それを踏まえてお待ちかねのカルメ焼き作りに挑戦だ
まずはお湯に溶かした砂糖を色が変わるまで加熱していきます。
ここで重そうを投入!!素早く割り箸でかき混ぜます。
割り箸を抜いて少しすると...もわぁ~と膨らんできました!
これをすこし冷ませば・・・カルメ焼きの完成です
中の様子はどうなっているかというと・・パキ
中にはたくさんの穴があいていて気体が発生したことがわかりましたね今回の実験ではお菓子作りにも化学反応が関わっていることを学んでもらいました ホットケーキやクッキー作りにもベーキングパウダーとして、重そうが使われています。皆さんも日々の生活でどんなところに重そうが使われているのか探してみてください。
栄光サイエンスラボ 新浦安駅前校