実験レビュー

  • バチュラーコース(小学1~2年生)2月前半実験レビュー「上皿てんびんをつかおう!」

    今回の実験テーマは 上皿てんびんをつかおう! です。
    さて、この「上皿てんびん」はなにをするための実験道具でしょうか?
    B19020901.JPG

    2月から新年度が始まりました!
    今までお家のかたと一緒に実験していた新1年生の子は、今日から1人で実験に参加します
    ドキドキしてるのかな?緊張してないかな?と心配していましたが、それは杞憂で、みなさん楽しそうに実験をしてくれていて、うれしかったです

    今回の実験で使う「上皿てんびん」は、重さを量るための実験器具です。
    どのようにして重さを量ることができるのでしょうか?

    Mくん「片方のお皿におもりを乗せて、もう片方にはかりたいものを乗せて重さを比べっこする!」
    Sさん「で、右と左の重さが一緒になったらまっすぐになる!」

    その通りです
    上皿てんびんは、とても正確に重さ比べをする装置。
    さらに分銅という重さが正確に作られたおもりと重さ比べをすることで、ものの重さを量る事ができます。
    B19020902.JPG
    これが分銅です。それぞれに重さが書いてあります。

    では早速、上皿てんびんで塩を1g量ってみました。
    両方のお皿に薬包紙を乗せて、さらに片方の皿には1gの分銅をのせました。
    B19020903.JPG
    分銅をのせた方のお皿が下に下がりましたね。
    ここで、反対のお皿に塩をのせていき、つりあった時に塩が1g量れたことになります。

    初めてのてんびん操作ですから、最初は悪戦苦闘です。
    「あっ、塩を入れすぎた・・・
    「あー!こんどは減らしすぎた
    でも試行錯誤を繰り返す内に、 「そろそろな気がするんだよね~、できた」と正確に量るコツをつかんできました。
    B19020904.JPG

    続いて、2g・3g・4g・5gの塩も量りました。
    だんだん感覚を掴んで量るのが上手になっていくのが良くわかりました

    2gの塩を量る時は分銅を2gのものに変えれば良かったのですが 3gの塩を量ろうとしたときに問題が発生しました。 なんと、3gの分銅がないのです

    どうしたら3gの塩を量れるのでしょうか?

    Aさん「1gと2gを足したら3gになるよ
    さすがですね
    3gの分銅はありませんが、1gと2gの分銅を組み合わせればできますよね。

    同様に、4gの分銅もありませんが2gの分銅が2個あるので4gを量ることができます。

    5gを量るときは、5gの分銅があるのでそれを使っても量れますが 2gを2個と1gの組み合わせでも量ることができます。

    科学実験には、「どうしたらできるのかな?」「なんでだろう?」と考えることや疑問がたくさんあります。 そして、それに対するこたえは1つとは限りません。 たくさん自分の頭で考えながら実験をしてくれると嬉しいです

    次回の実験もお楽しみに

    栄光サイエンスラボ 練馬校  鈴木




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