実験レビュー
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ポストドクターコース(中学1~3年生)1月実験レビュー「消化の仕組み」
今回は消化の仕組みについての実験をしました
デンプンが消化酵素によって何に変化するのか
また、条件を替えるとどのように違うのかを確かめました「デンプンとブドウ糖」
まずは実験に使用する、デンプンとブドウ糖を検出する試薬について、確認しました
デンプンはヨウ素液によって、ブドウ糖はベネジクト液によって検出できます。
ヨウ素液が黄褐色から青紫色に変化するとデンプンがあることが分かり、 ベネジクト液が赤褐色に変化するとブドウ糖があることが分かりました
生物の体内では、消化酵素によって栄養がバラバラに消化されていきます。
今回は、デンプンを消化する『アミラーゼ』という消化酵素を使って、デンプンがどのように消化されるのかを確かめよう
試験管にデンプン水とアミラーゼを入れて、0℃、50℃、80℃に保ちます。
そして、ヨウ素液やベネジクト液での反応を見ました。
すると、50℃でキープしたものだけが他と異なりました
このことから何が言えるのかな?最後にデンプンと砂糖を入れた水をろ過し・・・
ろ紙とろ液にヨウ素液を垂らしました。
ろ紙には、青紫色に変化するものが、残っていました。
さて、このことから何が考えられるかな?1つ1つの実験の意味を考え、実験結果から何が考えられるかを導き出すことが大切ですね。