実験レビュー
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マスターコース(小学3~4年生)「メダカの血流」
今回は、メダカの『血流』を観察します!
メダカの血流を顕微鏡で見るというところまでは知っているみなさんですが、一体メダカのどこを観察すれば血流がよく見えるのか頭を悩ませます
「やっぱり心臓の近くかな」
「エラも赤いよ」
「顕微鏡で見るんだから、薄いところがいいのかな? それなら...あ、鱗!」
「ええー、鱗に血って流れてるんだっけ・・・?」活きの良いメダカをなんとかシャーレの上でおとなしくさせて、それぞれの思う部位を観察してみます
「暗くて何にも見えないよ~」
「明るいけどピントが全然合わない・・・」このあたりで助け舟を出します。
血流を見るには、「尾びれ」を観察するといいよ。顕微鏡の視野に尾びれが入るようにして観察すると・・・
「あ、なにか流れてる!」
「あれ? 赤くない!」
メダカの血液は私たちと同じで赤い色をしていますが、そのもととなっている赤血球が毛細血管ではほとんど重なり合わないので、色が薄く見えるんですね。そのため赤くは見えません。
他にも、BTB溶液を使って植物の光合成について調べました
今回の宿題(REVIEW)は『おうちでいろいろな水溶液の性質をBTB溶液で調べてくること』です
次回みんなが何を調べてくるのか楽しみです!