実験レビュー
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マスターコース(小学3~4年生)「ギターを作ろう」
「ギターを作ろう」
今回は、ギター作りを通して「音」について学習しましたね
まずは、ものが振動することで音が発生することを「音叉」と「水」を使った簡単な実験で 確認しましたね!
Kさん「くすぐったいっ!!」
Sさん「にぎると音が止まった!」
音を出している音叉を触ると細かくふるえていましたね!
Hくん「わっ!水が飛んできたっ」
音を出している音叉を水に入れると細かくふるえて、水しぶきがでましたね!音の発生を確認したところで、ギター作りのスタートです!
ギターは、片方の手で弦をおさえ、もう一方の手で弦をはじくことで音が出ます。
弦をおさえる場所を変えることで、ドレミファソラシドの音階ができあがります。
まずは、本体の木の板に音階シールを貼ります。
次に竹ひごを付け、3本の太さの違う弦を同じくらいの強さで張っていきます。
ここまでできたら、弦を弾いて音を聴き比べ、わかったことをみんなでまとめました。
①弦が細いと、高い音がでる。
②弦を強くはじくと、強い(大きい)音がでる。 ※音の大きさは、大小ではなく強弱で表します。
③弦の長さを短くすると、高い音がでる。
④弦を強く張ると、高い音がでる。 音の違いを決めるものは、「音の強弱、音の高低、音色」です。
この実験を通して弦と音の関係に ついて学習できましたね。先生「ところで、みんなが作ったギターと本物のギターの違いはなんでしょう?」
Aくん「作ったギターは弦が3本だけど、本物は弦が6本!」
先生「確かに!よく知ってるね。3本だから三味線かぁ!」
みんな「わははっ」
Iくん「箱みたいなのがついてない!」
先生「そうだね。おもちゃのギターだけど箱のようなものがついているね」
先生「では、箱をつけよう!」
弦を張った木の板に箱を付けると、音が強くなることがわかりましたね!
これは弦の振動が箱の中の空気に伝わることで音が強くなります。実験をやった後は、「かえるのうた」や「チューリップ」の演奏に挑戦しましたね!
今回は音の発生のしくみや音の三要素について、ギター作りをとおして学習してもらいました。
ところでみなさんが使ったことがあるリコーダーはどのようなしくみで音の高低を作っているのでしょうか?
身近な楽器についてもどのようなしくみになっているのか調べてみると、より音の理解が深まると思いますよ