実験レビュー
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マスターコース(小学3~4年生)「ものの重心とつりあい」
トンボの重心はどこ?マスターコース10月の実験は、「ものの重心とつりあい」です。
ものには重さがあり、その重さが全部集まっている中心が「重心」です。
では、このトンボの重心はどこでしょう。
皆さんは、わかりますか?
Aさん「むねかなぁ?」
Bくん「口の部分だと思う!指に乗っているし。」重心と支える点の関係がわかれば、このトンボの重心もどこにあるのかわかります。
今回の実験では、いろいろなものの重心の位置について、一緒に考えてみました!
「これは簡単!ちょうど真ん中でしょ!!」
ストローの重心は、ちょうど真ん中にあり、重心の真上や真下を支えると、ストローは水平になりました。
片側に鉄球を入れたら、重心の位置はどうなるでしょうか?
「重心の位置は変わると思う。」
「鉄球重い~~!なかなかバランスとれない」
「鉄球の方に重心が動いた!予想が当たった」次は、太さが一様でないものの重心。
クリップを使って、水平にバランスがとれる位置を探します!
この直線上に、三角形の重心が!さらに、好きな形を書いて、重心を探してみました!
「バランスとれたっ」
重心を見つけると、このように1点を支えてバランスをとることができます。
では、最初にお話ししたトンボの重心はどこでしょうか?
このトンボの重心は、「指で支えているところ」ではなく、その真下(空中)にあります。
今回の実験を通して、支える指が接している部分が必ずしも重心ではない、ということも一緒に考えることができました最後に、ふしぎなペン立てを作製!
予想外に使い方にびっくりの子どもたち!!
「難しい」と言いながらも、「軽いからダメなのかな?」「鉛筆が長すぎると机にぶつかる!」などと観察・試行錯誤しながら取り組んでいました。
長いもの、短いもの、重いもの、軽いもの・・・どのようなものがバランスを取りやすいのか。
ぜひ、いろいろなもので試してみてください♪次回も「楽しく」考えながら実験しましょう^^