実験レビュー
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マスターコース(小学3~4年生)6月後半実験レビュー「キラキラ光る結晶を作ろう」
6月後半は「キラキラ光る結晶を作ろう」という実験です
結晶を作りながら、私たちの身近にある宝石のできかたについて学びました宝石は指輪やネックレスなどのアクセサリーに使われていますね。
きれいだけど高級な宝石って一体どうやってできているの?】
そんな疑問を解き明かしてみました宝石は地下深くのマグマの中で、鉱物(石や岩のもと)が固まってできます。
このとき、とてもうまくに固まると、きれいな形をした結晶となります。最初の実験では「ミョウバン」という薬品を使って、結晶のでき方を探りました。
ミョウバンをお湯に溶かして、ミョウバン水を作ります。
そして、このミョウバン水を冷やすとミョウバンの結晶ができるのですが、冷やし方がとても大切ミョウバン水を2つに分けて、 1つは氷水で早く冷やし、もう1つはそのままにしてゆっくり冷やします。
するとどうでしょう・・・ 早く冷やした方は、粉のような「小さい」結晶が出てきましたよ
ゆっくり冷やした方は・・・大きな結晶ができましたね!
ゆっくり冷やした方が結晶が大きくなることがわかりました
マグマがゆっくり冷えてできた結晶の中でも、大きくて色や形のきれいなものを宝石といいます。
めったにできませんから、あんなにお値段が高いんですね~つぎに宝石を自分の手で探して、実際に観察してみました
宝石が入った砂や石の中から宝石を探し出します!
★みなさんとても一生懸命でしたね★取り出した宝石は、色や形などで分類しました
宝石を見たCさんは「キレイ~。高く売れるかな?」と言って楽しんで宝石を探していました。
(残念ながら実験用なので、売るのはやめておきましょう・・・笑)また、Tさんは「サファイアはお母さんの誕生石だから、プレゼントしよう!」と言っていました。 すばらしい
Tさんが言ってくれたように、月ごとに誕生石という宝石があります。
そして、誕生石にはそれぞれ石言葉があります。 (例えば、4月はダイヤモンドで、「清く美しい。愛や友情を表す」など)自分の誕生石の石言葉を調べてみると面白いと思いますよ~
それでは次回の実験をお楽しみに
栄光サイエンスラボ 麻布十番校 山口